昭和15年の洪水

災害年月日
1940年08月00日
市町村
高知県佐川町
災害種類
風水害  
概要
昭和15年(1940)8月午前2時頃に増水が甚だしくなり、下郷、高平沖は一望の海と化し、尾川橋下流の稲田は全部水没、上流でも稲田の裏打ち、畑の土砂埋没は数町歩に達して尾川川両岸は大川原と化した。この時、賢婦お呂久婦人がつくったという山田の大井堰が決壊流失した。また、南の川の谷沿いにあった小学校、観音堂と民家2、3軒が洪水で流され、当時吊り橋であった尾川橋も流失した。
地理院地図
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参考文献
明神健太郎編「尾川の郷土誌」(佐川町誌編纂委員会、1956年)、149-150頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
洪水 下郷 高平 尾川川 大井堰
NO.
高知1944