明治44年の台風

災害年月日
1911年08月15日
市町村
高知県越知町
災害種類
風水害  
概要
明治44年(1911)8月15日、台風が鹿児島から八幡浜近くを通過した。雨量は越知で318ミリに達し、越知町市街地は高地にもかかわらず嘉永2年(1848)以来63年ぶりの大洪水となった。仁淀川、坂折川ともに3丈8尺余の出水で、家屋の床上浸水48戸、流失6戸、半倒1戸、電柱倒れ、電話・電報不通などの被害が出た。人畜の被害はなかったが、増水のため二階に避難して船の救いを呼ぶなど惨憺たる状況であった。また、桑の被害は甚大であった。
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原資料
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参考文献
越知町史編纂委員会編「越知町史」(越知町、1984年)、1033-1034頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 仁淀川 坂折川 洪水
NO.
高知1875