昭和38年の台風9号

災害年月日
1963年08月09日
市町村
高知県仁淀川町(仁淀村)
災害種類
風水害  
概要
昭和38年(1963)8月9日、台風9号が四国南方海上を北北西に進んだ。2日間の雨量は長者835ミリ、池川692ミリに達し、仁淀川は大洪水となった。仁淀村では長者の堤防決壊、森の銀三橋流失の被害が出たほか、下川渡の五所神社下手の地すべりで長者川がせき止められ、下川渡右岸の田畑が流失し川原と化した。(仁淀川誌」による)9日午後2時から3時に大増水となり、長者川と泉川谷の合流点の水量の高さは7mに達した。県道大渡・長者・佐川線は浸水した箇所もあり、交通は途絶した。
地理院地図
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参考文献
仁淀村史編纂委員会編「仁淀村史 追補」(仁淀村、2005年)、30-31頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 仁淀川 堤防決壊 長者川 せき止め
NO.
高知1837