昭和21年5月の大谷池決壊

災害年月日
1946年05月09日
市町村
香川県観音寺市(大野原町)
災害種類
風水害  
概要
昭和21年(1946)5月9日午前5時30分頃、大谷池の副堤の外法、堤塘天端より4.5m下方の箇所から漏水し始め、午前8時に決壊し、8時30分頃には全池水が流失した。濁流は堤防直下の上池・豊池を決壊させ、西丸井・福田・丸井南の3集落を襲い、粟井村向本庄付近では柞田川の堤防を破壊して柞田村から観音寺町が浸水し、死者6人、浸水田50町歩、家屋倒壊55棟の被害をもたらした。
地理院地図
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備考
大谷池の堤防には「大谷池副堤復旧記念碑」が建立されている。また、福田原頂懸神社前には「大谷池水害記念の句碑」が建立されている。
参考画像

参考文献
讃岐のため池誌編さん委員会編「讃岐のため池誌」(香川県農林水産部土地改良課、2000年)、162頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
大谷池決壊 上池決壊 豊池決壊 柞田川 死者
NO.
香川5507