昭和14年の干ばつ

災害年月日
1939年00月00日
市町村
香川県三木町
災害種類
渇水  
概要
昭和14年(1939)、大干ばつのため、7月半には県下で約2,000町歩の水稲が枯れた。7月23日には藤岡長敏知事が祭主となり滝宮天満宮で、8月1日には坂出城山神社で雨乞い祈願し、8月4日は県下の市町村長に氏神さんなどで雨乞いをするように通達を出した。三木町でも嶽山、白山、高仙山、女体山などで雨乞いの火が焚かれた。9月中旬に雨が降り、水不足は治まった。この干ばつを契機として、田中村小川下免で溜池新設工事が県から認可され、昭和23年に完成した。
地理院地図
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参考文献
川北貞雄著「ふる里の歴史再発見」(川北貞雄、2005年)、189-191頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
干ばつ 県知事 雨乞い 溜池築造
NO.
香川5499