安政元年の地震

災害年月日
1854年12月23日
市町村
愛媛県
災害種類
地震・津波  
概要
安政元年(1854)11月4日東南海道沖地震、5日南海道沖地震、7日伊予西部地震が起きた。「桜田親興日記」によると、宇和島では5日の大地震により家屋が倒壊し、さらに約1時間後に来襲した津波で被害が増した。「松山叢談」によると、松山領内の被害は家中屋敷の全半壊24軒、組屋114軒、町家68軒、百姓家1,273軒、死人2人等に及び、道後温泉は5日の大地震から翌年2月末頃まで湧出が止まった。このほか、「塩屋記録」や今治市大浜の柳原家文書「地震日記」、「小松藩会所日記」の記録が掲載されている。
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原資料
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参考文献
愛媛県史編さん委員会編「愛媛県史 近世下」(愛媛県、1987年)、485-490頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
安政地震 津波 死者 松山叢談 小松藩会所日記
NO.
愛媛432