明和9年の風雨

災害年月日
1772年09月17日
市町村
香川県高松市
災害種類
風水害  
概要
明和9年(1772)8月20日、大雨で、夜になって大風が吹き荒れ、各地で家屋の破損・倒壊、人畜の死傷、樹木の倒壊などの災害が起こった。世に「明和九(めいわく)の災厄」という。高松藩記によると、家屋の倒壊19,000戸、船舶142隻、圧溺者46人、牛馬74頭の被害が出たほか、国中の名木が多数倒壊した。また、仏生山円光寺の記録によると、明和9年の大風で出作の熊野神社境内の大木が倒れ、その材木の寄進を受け、鐘楼が建造された。
地理院地図
Googleマップ
参考文献
一宮郷土誌編集委員会編「さぬき一宮郷土誌」(一宮郷土誌編集委員会、1990年)、259-260頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
風雨 死者 明和九の災厄
NO.
香川5095