当サイトは過去に四国各地で発生した災害に関する情報を収集、整理したものです。
大正元年の洪水
- 災害年月日
- 1912年09月21日
- 市町村
- 香川県仲多度郡
- 災害種類
- 風水害
- 概要
- 大正元年（1912）9月21日朝から大雨が降りしきり、強風も加わり、夜になって雨はますます激しくなった。郡内の山々から滝のように水が流れ、河川が氾濫したので、各所で警鐘が乱打され、太鼓がたたかれ、急が告げられた。郡内の被害は、河川堤防の決壊82箇所延長3千余間、破損150箇所延長2千軒、橋梁の流失・墜落22箇所、道路及び護岸等の破壊56箇所、建物の流失13棟、崩壊10軒、船舶の流亡3艘、田地の崩壊56町歩、稲作の損耗約300余石等で、見積損害額は12万円を下回らない大水害となった。
- 地理院地図
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- 参考文献
- 香川県仲多度郡編「仲多度郡史」（臨川書店、1918年）、399-400頁
- 情報源の種類
- 市町村史、郷土史
- キーワード
- 大雨 強風 堤防決壊
- NO.
- 香川1973
