大正元年の洪水

災害年月日
1912年09月10日
市町村
愛媛県四国中央市(川之江市)
災害種類
風水害  
概要
大正元年(1912)9月10日から3日間雨が降り続き、13日には川之江の町内各所で金生川の洪水により町内は泥海と化した。家屋の浸水はほとんど全町に及び、床上浸水が多く、中には家屋の倒壊や家財の流失もあり、負傷者も出た。また、田畑の浸水もほとんど全域に及び、橋梁は川之江橋を除いてすべて流失し、道路も濁流で破損決壊して、交通は途絶状態になった。堤防は馬場町から河口まで各所で破損決壊した。この洪水を契機に、町民から金生川の付け替えが熱望されるようになった。
地理院地図
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参考文献
井川隆重著「川之江のできごと」(川之江文化協会、1980年)、71-73頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
洪水 金生川 堤防決壊 交通途絶 付け替え
NO.
愛媛8242