慶長19年の洪水

災害年月日
1614年06月00日
市町村
愛媛県松山市
災害種類
風水害  
概要
慶長19年(1614)5月、洪水により、立花橋付近が決壊し、城南の町屋が流失した。今の川原町は本瀬となり、人畜の死多数。この洪水を機に、普請奉行が置かれる。町民の嘆願を採用し、今後洪水が8、9合湧出し危険となった時には、樽味村得能寺付近にある小屋地の堤塘を切り崩し、小坂、中村、橘村の百姓に立ち退きを命じ、村々の田畑を流しても御城下町を救助することを藩が決め、人々に知らせた。(「余土村誌」による)
地理院地図
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参考文献
郷編集委員会編「たちばなの郷」(松山市立たちばな小学校ほか、2003年)、43頁及び46頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
洪水 得能寺 余土村誌
NO.
愛媛4014