昭和45年の台風9号・10号

災害年月日
1970年08月15日
市町村
愛媛県今治市(大三島町)
災害種類
風水害  
概要
昭和45年(1970)8月15日の台風9号に続き、21日に台風10号が来襲した。台風10号では東及び南の風が特に強く、このため被害は大見・宗方・肥海・浦戸・野々江坂に集中した。なかでも大見集落は台風9号で浮き桟橋が沈下した上、台風10号で道明の県道が決壊し、不通になったのをはじめ、堤防・護岸の決壊が続出し、その延長は1,500mにも及んだ。このため、ミカン園の流失・鹹水、水田の冠水などが相次ぎ、海岸沿いの稲はほとんど全滅した。(「広報大三島」による)
地理院地図
Googleマップ
原資料
原資料PDF1を表示する
参考文献
大三島町誌編纂会編「大三島町誌 一般編」(大三島町、1988年)、1030-1031頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 大見
NO.
愛媛3306