平成13年の高知県西南部豪雨

災害年月日
2001年09月06日
市町村
高知県土佐清水市
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
平成13年(2001)9月5日から6日にかけ、高知県西南部の狭い範囲に集中豪雨が発生した。この豪雨により、土佐清水市では宗呂川、貝ノ川川、益野川の浸水被害が甚大であった。最も被害が大きかったのは6日午前5時頃に氾濫した宗呂川とその支川木ノ辻川流域で、下流の下川口地区に濁流が襲った。大雨で上流の山々の地盤が緩み、斜面が崩壊して大量の土砂や流木が流れ込んだことが被害を大きくした。土佐清水市の被害は重傷者2人、軽傷者1人、住宅の全壊18棟、半壊214棟、床上浸水94棟、床下浸水201棟等に及んだが、犠牲者はゼロであった。
地理院地図
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備考
土佐清水市下川口支所の前には、高知西南部豪雨災害の記念碑が建立されている。
参考画像
原資料
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参考文献
土佐清水市史編さん委員会編「新土佐清水市史」(土佐清水市、2024年)、800-804頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
高知県西南部豪雨 斜面崩壊 宗呂川 下川口 犠牲者ゼロ
NO.
高知5872
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