昭和35年のチリ地震津波

災害年月日
1960年05月24日
市町村
徳島県
災害種類
地震・津波  
概要
昭和35年(1960)5月24日早朝、南米チリ中部沖で起こった地震による大津波が太平洋岸一帯に押し寄せた。最大振幅は橘町で5m、浅川で4m、小松島1.6m、徳島1.4m、鳴門1.2mであった。最大被害を受けた橘町では正常潮位からの増分は2.5~2.9mで海岸沿いの路上1.6mに達し、全町の75%が被災し、50%は床上浸水して災害救助法が発動された。各地の床上浸水は橘町1,000戸、福井町32戸、牟岐町17戸、海南町5戸、宍喰町1戸に及んだ。浅川湾の養殖真珠の被害は水産被害の86%を占めた。
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原資料
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参考文献
徳島県史編さん委員会編「徳島県災異誌」(徳島県史編さん委員会、1962年)、78頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
チリ地震 津波 災害救助法
NO.
徳島1294