天保13年の洪水

災害年月日
1842年00月00日
市町村
徳島県三好市(池田町)
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
天保13年(1842)、馬路川で大洪水。これを「寅年の大洪水」と言い伝えている。洪水により白地馬谷の土砂が北名の数戸を埋め、水路は北名の北端を迂回して住吉山の麓に出た。馬路深川谷の堂床の大木が山津波に乗って立ちながら土居の田の中に押し出された。宮の谷の洪水は境宮社地を浸して、大杉・大銀杏の根元を埋め、佐野の山崩れは民家3戸を埋めて、今に津恵の地称を残している。馬路川の井堰は悉く流れて、翌春若鮎が佐野まで遡上した。(「馬路川洪患志」による)
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原資料
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参考文献
池田町史編纂委員会編「池田町史 上巻」(池田町、1983年)、970頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
洪水 馬路川 山津波 馬路川洪患志
NO.
徳島726