昭和51年の台風17号

災害年月日
1976年09月08日
市町村
徳島県美馬市(木屋平村)
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和51年(1976)9月8日~13日の台風17号により、剣山では6日間の合計雨量は1837.5ミリに達した。台風17号による災害の特徴は、山間地帯の集中豪雨により、河川が増水し、それが河岸の決壊の誘因となり、地すべりを引き落としたと言われる。村内の被害は住宅の全壊28棟、半壊18棟、床上浸水14棟、床下浸水9棟、田の流失・埋没81ha、畑の流失・埋没144ha等に及んだ。激甚災害の指定を受けた。なお、昭和50年の台風6号による惨事を繰り返さない気持ちが村全体にあったため、人的被害はなかった。
地理院地図
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備考
川上には昭和51年の台風17号に関する災害復旧記念碑が建立されている。
参考画像
参考文献
木屋平村史編集委員会編「改訂 木屋平村史」(木屋平村、1996年)、589-595頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 集中豪雨 地すべり 激甚災害
NO.
徳島669