大正元年の洪水

災害年月日
1912年09月22日
市町村
徳島県美馬郡
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
大正元年(1912)9月22日~23日の台風により、吉野川は脇町で増水35尺5寸の前例のない大洪水となった。阿讃山脈では無数の山崩れが起こり、各渓谷では惨状を極めた。脇町では23日未明に町役場の下手より中央橋の下手まで堤防が決壊し、両岸の民家50戸が流亡した。また、郡里玉振神社余横の小谷が大量の砂礫を東側旧県道筋に放出し、数十戸の屋敷を埋め、3戸の家屋を倒壊した。
地理院地図
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参考文献
笠井藍水編「新編美馬郡郷土誌」(美馬郡教育会、1957年)、221頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 脇町 吉野川 増水 山崩れ
NO.
徳島661