安政元年(1854)6月の地震により、満濃池の大樋管の側壁に亀裂が生じて水が噴出し始めた。修理できぬうちに大雨により、ついに樋底からの漏水が次第に増大して、7月9日夜に池の堤防が決壊した。濁流は田を覆い、家は倒壊して流れ、死傷者数知れず、牛馬の命を失うもの傷つ... 続きを読む
昭和61年(1986)7月5日から10日まで、梅雨前線が停滞して雨が降り続いた。総降水量は宍喰で106ミリであった。降水量はそれ程多くはないが、地盤の緩みで山・崖崩れが発生した。10日12時30分頃、西祖谷山村の県道山城~西祖谷山線で、県道上部からの岩石と土砂... 続きを読む