昭和21年(1946)12月21日、南海地震が発生した。徳島県では県南部の津波被害が甚大であったため、徳島市の被害は注目されてこなかった。この研究では、徳島市消防局「昭和南海地震体験談に見る徳島市の姿と知恵」(2003年)をもとに、昭和南海地震における徳島市の... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日の南海地震による地盤沈下は、海部郡海岸線一帯では北部で沈下量が大きく、南に向かうにしたがい漸減している。当郡一帯は地盤沈下よりも地震被害の方がはるかに大である。本郡で地盤沈下被害の特に大きな地区は三岐田町、日和佐町、牟岐町、浅... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日午前4時20分頃、地震が起こり、津波が襲来して原町、新町は全町浸水した。須崎駅辺りでは火災も起こった。この記録には、当時中学1年生で昭和南海地震を体験した人が見聞きしたこと、感じたことなどが記されている。 続きを読む