昭和21年(1946)12月21日の南海地震による地盤沈下は、海部郡海岸線一帯では北部で沈下量が大きく、南に向かうにしたがい漸減している。当郡一帯は地盤沈下よりも地震被害の方がはるかに大である。本郡で地盤沈下被害の特に大きな地区は三岐田町、日和佐町、牟岐町、浅... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日午前4時15分、南海地震が発生した。春野地方では、死者4人、負傷者5人、倒壊家屋44軒のほか、仁淀川の堤防には多くの危険箇所が生じ、仁ノ・甲殿の海岸では約1mの地盤沈下が60町歩の面積で起こった。地震時の様子を記した「門田瑞穂... 続きを読む