安政元年(1854)、南海地震津波により、土佐市宇佐町では家屋がほとんど流失し、70余人の死者を出した。この論文では、宇佐町を対象として、安政級のM8.4の津波を想定した現況港湾施設の安全性について、数値計算により検討が行われている。 続きを読む
嘉永7年(1854)11月4日朝辰の下刻に地震が起こり、人々は出火の用心をしていたところ、翌5日申刻に天地が覆るような地震が起こった。被害は、大松村で潰家12軒、大破損8軒、中島浦で潰家10軒、大破7軒、榎瀬村で潰家9軒、大破12軒、加賀須野村で潰家7軒、大破... 続きを読む