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条件: 風水害
明治23年(1890)7月、大洪水により、増水が甚だしく、斗賀野村役場(二ノ部)東にかけて道路上の水嵩は2尺に及んだ。西山大谷の大崩れは遠くまで大木を押し流し、近くの田畑数反歩を砂地と化した。この時、1人が山崩れのため圧死した。 続きを読む
明治23年(1890)7月、稀有の洪水により、相当大きな被害があったが、記録がないので詳説することができない。ただし、洪水に伴う井堰堤防などの決壊、川沿いの田地の荒廃による被害は甚大であったが、耕作物には大きな被害がなかったようである。 続きを読む
明治23年(1890)の風水害時には、台風が去って日が差してきたため家路に急いだが、1、2時間後に大激流が平地の家屋を押し流した。原因は上流の東津野村で山崩れが起き、川をせき止めていた土砂が一気に流出したためであった。(「窪川町史」による)上流の様子が下流に伝... 続きを読む
明治23年(1890)、念願の奥浦大堤防が完成した秋、大雨が続き海部川が氾濫して、奥浦大堤防の対岸の川東・川西村で浸水家屋175戸、冠水田畑256町歩余の被害が出た。かねてから奥浦大堤防築造に反対していた川東村民は、県知事に撤去を要請した。県知事は撤去の議案を... 続きを読む
明治23年(1890)、春日川の増水により、畔の水車小屋で荷揚げ作業をしていた人が濁流に押し流され、屋根に乗って助けを求め叫んだが、ついに下流に消えた。これは佐川水害史上に永遠の語り草として残るものである。 続きを読む
明治23年(1890)、台風による集中豪雨のため、窪川町で山崩れ、水害が起こったが、やがて四万十川の水は急に引き始め、陽も差してきたため、人々は家路に急いだ。その1、2時間後に大音響が起こり、水害が平地の家屋を押し流し、不意を突かれた地域に大被害を与えた。原因... 続きを読む