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条件:高知県 風水害
明治23年(1890)7月20日、台風のため、屋敷の低い家屋は高台へ家財道具や牛馬を避難させて万一の大洪水に備えた。21日になって時化はますます荒れ狂い、水は刻々と増してきた。翌日、麻生堰が流失した。 続きを読む
明治23年(1890)7月、大洪水により、尾川川などの堤防や堰が破壊され、田畑が浸水した。特に西山川の上流大谷の山崩れは大きく、根こそぎ大木をが流し、下流西山の田畑数反歩を砂地と化した。この時、尾川の峡は大河と化して、広瀬、下郷、高平付近の田畑は大半が流失、埋... 続きを読む
明治23年(1890)7月、大洪水により、増水が甚だしく、斗賀野村役場(二ノ部)東にかけて道路上の水嵩は2尺に及んだ。西山大谷の大崩れは遠くまで大木を押し流し、近くの田畑数反歩を砂地と化した。この時、1人が山崩れのため圧死した。 続きを読む
明治23年(1890)7月、稀有の洪水により、相当大きな被害があったが、記録がないので詳説することができない。ただし、洪水に伴う井堰堤防などの決壊、川沿いの田地の荒廃による被害は甚大であったが、耕作物には大きな被害がなかったようである。 続きを読む
明治23年(1890)、春日川の増水により、畔の水車小屋で荷揚げ作業をしていた人が濁流に押し流され、屋根に乗って助けを求め叫んだが、ついに下流に消えた。これは佐川水害史上に永遠の語り草として残るものである。 続きを読む