3922件のアーカイブスが見つかりました。
条件:高知県 風水害
明治24年(1891)8月16日、暴風雨により、安田村で家の倒壊23棟、半壊16棟、破損64棟、山岳崩壊により圧死1人、負傷21人、崩壊による埋没田地1箇所、作物被害稲3分減等の被害があった。また、中山村では家の倒壊1棟、半壊2棟、破損7棟、道路破壊3箇所、作... 続きを読む
明治23年(1890)9月26日、濁水が中村町を覆い、14人の死者を出した。また、仁淀川でも大出水により弘岡堤防が決壊し、弘岡郷が水中に没し、人畜多数を殺傷し、数十町の田畑を荒廃させた。 続きを読む
明治23年(1890)9月11日、台風により篠つく豪雨となった。特に四万十川上流の東津野、檮原郷の雨量が多く、沿川では牛馬や住家が流されるなど洪水被害に見舞われた。しかし、夕方、川の水が急に引き始めたため、人々が安心していた時に、再び大音響とともに激流が押し寄... 続きを読む
明治23年(1890)9月9日午後3時頃より降雨が始まり、11日には豪雨となって、渡川と後川の水量が増し、京町までも浸水した。明治19年の洪水よりも水量が多く、階上にあげた家財道具も濡れる始末であった。避難のため一家一族9名が小船で移動中に、水勢で転覆し全員死... 続きを読む
明治23年(1890)9月9日午後3時頃から降雨が始まり、11日になって豪雨がものすごくなり、四万十川・後川の水量が頻りに増加し、上町、京町付近は瞬く間に浸水した。日没時には明治19年の洪水より1尺高くなり、階上、高所に揚げた家財道具もまた浸水し、家屋、器具、... 続きを読む
明治23年(1890)9月11日、雨台風。中心が宇和島付近から東北東に通過し、本県中西部の各河川が増水し、被害甚大であった。特に本村の被害は未曾有の大洪水であった。この洪水のことは大井川河内大明神(現井川神社)、四手村三嶋大明神、茅吹手郷社の棟札などに記されて... 続きを読む
明治23年(1890)9月11日、台風が宇和島付近から東北東に通過したため、本県中西部の各河川が増水し、被害は甚大であった。十和村では、十川橋が橋桁まで増水し、附近の高地にあった23戸を残して市街地の全部が浸水し、役場前の中央部は床下まで浸水するなどの記録が残... 続きを読む
明治23年(1890)9月11日12時20分から午後1時までが暴風雨が最も激しく、雷鳴が鳴り、篠つくような大雨が降った。山々は至る所で放水して山崩れを生じ、濁流となって田畑を一面の泥海と化した。谷や川は増水し、大波のような濁流は人家をのみ、家畜や大木を押し流し... 続きを読む