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条件:高知県 風水害
明治32年(1899)9月21日、台風と豪雨により被害が続いた。上分村役場所蔵の記録によると、田畑の損害のほか、住家の全壊17戸、納屋その他25戸、半壊30戸、堤防も寺尾で40間、日ノ川で70間決壊した。浸水家屋の調査によると、床上8尺以上が4戸、5尺以上が2... 続きを読む
明治32年(1899)9月21日、台風により、上分村では住家全壊17戸、半壊9戸、納屋全壊8戸、学校大破1棟、堤防決壊2箇所等の大被害が出た。また、浸水家屋は床上8尺以上4戸、5尺以上2戸、3尺以上18戸、3尺以上15戸であった。さらに、新荘村の大角豆尻では堤... 続きを読む
明治32年(1899)9月21日、台風が九州西岸を北上した。越知町の雨量は20日に360ミリ、21日に421ミリとなった。この年の県下の死者104人、負傷者192人、全倒・半倒の戸数約1万戸と言われ、大被害であった。(「高知県災害異誌」、「渡川史」による) 続きを読む
明治32年(1899)9月19日~29日台風等による秋雨が11日間に及び、この間の雨量は越知で972ミリ、窪川で865ミリ、土佐清水・中村で565ミリ、津呂で518ミリ、本山で483ミリ、桑尾で473ミリ、梼原で447ミリを記録した。この大雨は非常な低温と日照... 続きを読む
明治32年(1899)9月8日10時頃、台風が室戸岬をかすめて北東進し、14時頃和歌山市に上陸した。「土佐の地震」には「後免警察調べで、被害は死者6人、負傷者18人、倒家478戸、半倒267戸、流失2戸」と記されている。 続きを読む
明治32年(1899)9月8日午前6時頃から風雨が強くなり、8時には猛烈な風となった。この暴風雨により、室津港開港時に植え付けた大松は無惨にも根元から倒されたり、中央から裂けたりした。室津尋常小学校は大損害を受け、浮津尋常小学校、浮津水産補習学校校舎や、水産補... 続きを読む