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条件:徳島県 風水害
大正4年(1915)9月8日午後、台風が大隅半島から上陸して、同夜北九州を通り、朝鮮東岸に沿って進んだ。徳島県では3日から本格的な雨が8日まで続き、特に6日以降に大降りし、那賀川上流では600ミリに達したが、吉野川流域では200ミリ程度で少雨だった。大きな洪水... 続きを読む
大正4年(1915)9月8日、九州のはるか南方から北上を続けた台風が大隅半島へ上陸して、北九州を通過し、朝鮮東岸に沿って進んだ。日和佐町内では、ちょうど水稲の開花期にあたっていたため、稲が白穂になった。古老の話では、雨が少なく、風が烈しかったのはまれなことで、... 続きを読む
大正4年(1915)9月朝から暴風雨が襲来し、夜には風雨がますます強くなったが、夜半過ぎ頃からようやく小降りになり、後に雨は止んだ。午前4時頃から3時間余り、西からのいわゆる「から風」が強く吹きまくった。これに台風一過後の朝日が差すと、稲は一面の真っ白な穂と化... 続きを読む