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条件: 渇水
昭和14年(1939)は、明治27年以来の大干ばつであった。6月12日に梅雨に入り、6月26日に四ヶ池のゆる抜きで田植えが始まったが、神内池、松尾池、城池、公渕池は減水し、無水状態となった。7月26日には鰹宇神社で雨乞い祈願を行ったが、8月1日には平田池が無水... 続きを読む
昭和14年(1939)、干ばつ。7月23日に県知事は雨乞い祈願を滝宮天満宮で執り行った。(「県政史年表」による)8月3日に県が市町村に、雨乞い祈願の執行を通達した。また、県は応急対策として日の出、日没前に土瓶水をやり、稲を枯死させないよう各戸に通達した。松尾村... 続きを読む
昭和14年(1939)、干ばつのため、8月下旬には県下のため池には貯水がなくなり、仁池も最後の配水について理事、水利監督などが協議し、上法と富熊のどちらからかん水するかをくじで決め、上法が先になった。8月28日、29日(24日、25日とも言われる)に上法地区は... 続きを読む
昭和14年(1939)4月下旬から雨が少なく、6月の梅雨にも全然雨が降らず、7月には炎天が続いた。各地で雨乞いを行ったが、効果はなく、農家は土びん水で稲の枯れるのを防いだ。8月下旬の稲にとって一番大事な穂はらみ期に雨が降ったが、きわめて少量で、また干天が続いた... 続きを読む
昭和14年(1939)干ばつにより、高瀬川をめぐる水論が起こった。平池集落の百姓総出で高瀬川沿いに5m四方の出水を急造し、そこにしみ出る水を水車数台で平池の田地に運んだ。これは岩瀬用水掛の百姓にとっては、用水の量が確保できないため、一大事である。争点は、出水に... 続きを読む