1997件のアーカイブスが見つかりました。
条件:香川県 渇水
昭和14年(1939)、前年11月から降水量が少なく、6月末までに田植えが終わったのは県下の半分程度であった。7月からかんかん照りの日が続いたため、各地で井戸が掘られるなど水の確保に努めたが、田面は白く乾き、ひび割れが生じた。各地で雨乞い祈願が行われ、炊事や洗... 続きを読む
昭和14年(1939)6月30日から9月9日までの72日間の雨量は36.4ミリで、水稲の生育に決定的な障害を与えた。7月末で植え付けのできない面積は高松市で約30haに及んだ。ため池の貯水は減少し、田面が枯渇し亀裂ができて枯死する水田が続出した。7月23日、県... 続きを読む
昭和14年(1939)6月30日から9月9日までの72日間の雨量は36.4ミリであった。県下のため池はほとんど水がなく、田面も枯渇し、亀裂を生じて枯死する水稲が続出した。被害は水稲だけではなく、甘藷、野菜、工芸作物などすべての作物に及び、被害農家戸数は県内で6... 続きを読む
昭和14年(1939)は記録的な少雨であった。特に6月30日から9月9日までの72日間の雨量は36.4ミリで、水稲の生育に決定的な被害を与えた。7月末現在で、高松市では稲作作付予定面積115haのうち、植え付けのできない面積は約30haで、8月15日までに降雨... 続きを読む
昭和14年(1939)5月、6月には降雨がほとんどなく、植え付け不能田も多く、7月中旬には旱害が出始めた。さら8月25日頃から9月初めに熱風が吹き、急激に稲が枯死、被害甚大となった。この干ばつでは、7月23日県知事が滝宮天満宮で雨乞い祈願を行い、8月3日は県下... 続きを読む
昭和14年(1939)4月から6月にかけて降雨があったのは9日で、麦作でさえも干害を受けた。田植えはやっとしたものの差し水はなく、7月4日と8月13日の降雨も少雨にとどまり、しかも8月中旬から9月2日まで東よりの強風が吹き、灌漑水が不足し、田面は白くなり、亀裂... 続きを読む