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条件: 地震・津波
康安元年/正平16年(1361)6月18日、南海地震が起こった。太平記には、「阿波の雪の湊と云う浦には、俄に大山の如くなる潮漲り来て、在家1,700余宇、悉く引潮に連て海底に沈しかば、家々に有る所の僧俗、男女、牛馬・鶏犬、一も残らず底の藻屑となりにけり」と記さ... 続きを読む
康安元年/正平16年(1361)6月18日、大地震が発生し、津波により由岐に大きな被害が出た。太平記には「阿波の雪の湊と云う浦には、俄に大山の如くなる潮張り来て、在家1,700余宇、悉く引潮に連れて海底に沈しかば、家々に在る所の僧俗男女、牛馬鶏犬、一つも残らず... 続きを読む
康安元年/正平16年(1361)6月の地震に伴い、「太平記」では「阿波ノ雪ノ湊」に津波が襲来したことを記載している。この時期の地震記録については、当時の公家の日記「後愚昧記」や「愚管記」などにも多くの記事が見られる。また、東由岐字大池の山腹には康暦2年(138... 続きを読む
康安元年/正平16年(1361)、地震による津波が大阪、高知、徳島の各沿岸に大きな被害を与えた。徳島県由岐では1,700戸の家屋の流失が太平記に記され、高知県香美郡の正興寺では津波で古文書が流失した記録が残っている。 続きを読む
康安元年/正平16年(1361)、大地震で海部郡由岐浦の地が裂けて、長さ220歩、その径100歩の大きな池になったというのが太平記に見えている。 続きを読む
正平16年/康安元年(1361)、M8.5の正平地震(康安地震)。震源域は阿波・紀伊沖。津波で土佐にも被害。(「東洋町地域防災計画」平成28年12月による) 続きを読む
康安元年/正平16年(1361)、南海道大地震。参考太平記によると、阿波の雪(由岐)湊で在家1,700余悉く海に沈み、鳴門の潮涸る。(「阿淡年表秘録」、「徳島県史」、「徳島県災異誌」、「徳島県警察史」、「阿波の歴史地理第二」等による) 続きを読む
正平16年(1361)、M8.4の地震により、近畿及び四国で大破害。この地域でも震害があった。(「愛媛県気象史料」、「愛媛県土地保全資料」等による) 続きを読む