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条件: 地震・津波
宝永4年(1707)の地震により、高松市東部にある五剣山は岩峰の一部が崩落し、四国八十八箇所の八十五番札所の八栗寺に大きな被害を与えた。崩れた岩峰は、凝灰角礫岩が屏風岩のようにせせり立っており、水平の分離面から墓石が転倒するように崩落したと推定される。また、宝... 続きを読む
宝永4年(1707)の地震時に、室戸市の佐喜浜川の源頭部で岩屑流が発生し、その後延享3年(1746)に土石流が発生したと推定されている。この研究では、宝永地震で崩壊したと伝えられている加奈木の崩えを対象に、空中電磁法による比抵抗構造と現地調査による地質構造を比... 続きを読む
宝永4年(1707)、M8.4の地震が起こった。平成6年に須崎で開催された歴史地震研究会の報告によると、宝永地震の時に神田の諏訪神社付近では15~18mの津波が押し寄せたという。また、津波高は押岡の馬頭観音で12m、吾桑の鯛の川で10.7m、多ノ郷の川の内... 続きを読む
宝永4年(1707)の地震あるいは延享3年(1746)の豪雨(?)により加奈木崩れが発生したと考えられているが、その起源は明確ではなかった。崩壊地の地質と地形の調査により、加奈木崩れは宝永地震時に大規模崩壊が発生し、1次堆積物としての岩屑流堆積物が堆積し、17... 続きを読む
宝永4年(1707)、地震津波が来襲した。四国の瀬戸内海沿岸の津波高は、香川県で1.8~2m程度、愛媛県で1~2m程度であったと推定される。この論文では、三つの南海地震津波(1707年宝永、1854年安政南海、1946年昭和南海)を取り上げ、文献調査を行い... 続きを読む
宝永4年(1707)、地震により、加奈木崩れが発生した。加奈木の崩えでは岩盤クリープの地形的特徴である線状凹地や山向きの低崖が見られる。この研究では、過去の南海地震の斜面災害について歴史資料及び現地調査に基づき、南海地震の斜面災害の特徴を報告している。 続きを読む