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条件:高知県 土砂災害
享保7年(1722)6月23日、梅雨期に続いて大洪水となり、高岡郡別枝村で山崩れがあり。7月10日にも大風水。この年飢饉。(「渡川史」、「高知県災害異誌」、「高知県歴史年表」、「仁淀村史」による) 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、南海道沖大震。巳の上刻に大地震あり、いかなる丈夫達者たりとも歩行ならず。山々崩れ土煙四方に起こり、忽ち闇夜の如くにして方角を失い、泣き叫ぶ有様は魂魄何の所に止まらんや。大地割れて底より潮水湧出で、人家倒れあるいは崩れ、無難の在家... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、南海道沖と東海道沖でM8.4の二つの巨大地震が発生した。土佐の国では大地震と大津波によって、山崩れ、崖崩れ、地割れ、液状化現象などが生じ、被害は死者1,844人、家屋の流失11,170軒、倒壊4,866軒、半壊1,742軒などに... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、南海トラフを震源としたM8.4と推定される大地震が発生し、加奈木崩れが起こった。加奈木崩れは標高983mの野根山から南西に伸びる稜線の東側斜面で発生したもので、崩壊土砂は佐喜浜川に沿って流下し、河床に厚く堆積している。加奈木崩れ... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、南海道沖大震。谷陵記には「未の上刻(14時)大地震起り山穿ち水を漲し川埋り丘となる。国中の官舎民屋悉く転倒す。逃んとすれども眩て圧に打れ或は頓絶の者多し、又は幽峯寒谷の民は岩石のために死傷する者若干なり、係る後は必ず高汐入る由云... 続きを読む