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条件:高知県 香南市(夜須町)
慶長9年(1604)12月16日、地震、津波が起こった。「南路志」によると、「暁印の置文」では16日夜、大地震が起こり、大津波が押し寄せ、崎浜では50人余、東寺・西寺の浜分では400人余、甲浦では350人余、宍喰では3,806人が死んだが、野根浦は汐も入らず不... 続きを読む
寛文6年(1666)7月、台風が三次にわたって襲来したらしく、土佐藩の被害は回復不能の田地約1,400町歩、破壊された井堰・川除(堤防)約9,000箇所、損壊家屋6,000戸余に達した。仁淀川流域の被害は特に激甚であり、集落の移転は長期にわたった。藩は、本田の... 続きを読む
宝永4年(1707)10月4日、地震、津波が起こった。夜須地方の被害は激甚であり、常住寺の住職頼秀が物語った「大地震の大変記」によると、4日四ツ時(午前10時)に地震が起こり、半時(1時間)ほど天地が崩れるばかりであった。津波は夜須川を浜から約3km溯り、備後... 続きを読む
安政元年(1854)11月4日早朝に地震が発生、5日夕七ツ時(午後4時)に大地震が発生し、津波が襲来した。夜須では、観音山に数百人が逃げて助かった。観音山の記念碑には、この山は命の山である、宝物を家に残したとしても家に戻ってはならぬなどと記されている。また、八... 続きを読む