20件のアーカイブスが見つかりました。
条件:徳島県 阿波市(土成町)
明治25年(1892)7月23日から25日にかけて、台風が室戸岬に上陸した。徳島ではそれほど強力ではなかったが、山腹の崩壊、家屋の倒壊、橋梁の流失、人畜の死傷など、空前の被害を出し、農作物も前年の60~70%程度しか収穫されない所が多かった。御所村でも多数の家... 続きを読む
明治29年(1896)9月4日に低気圧が日本海を通過した後、前線が四国沖に停滞して大雨となり、4日から11日までの8日間の雨量は760ミリとなった。このため、各河川が増水し、全県下で被害があった。この災害に対して、両陛下より徳島県に1,300円の見舞金が下賜さ... 続きを読む
明治32年(1899)9月8日、鈴川山の一部が大崩壊し、下手の樫原部落に土砂が流れ落ち、家8棟が埋没し、死者7人、馬1頭を失い、下流の耕地は土砂で壊滅した。 なお、昭和26年に樫原奥地の山地に一大亀裂が発見され、過去の経験から考えて崩壊すれば大惨事を引き起こす... 続きを読む
明治43年(1910)9月8日、台風が土成町地方を通過し、降雨量は105.7ミリとかなりの大雨であった。風速は比較的弱かったが、稲の開花期にあたっていたので、稲作に思いがけない被害を与えた。 続きを読む
大正元年(1912)9月21日、台風が室戸岬に上陸後、北東進して阪神地方に上陸した。この年は台風の当たり年で、8月24日、10月2日も台風があり、その都度かなりの被害を出した。この年、土成村では田45町4反5畝、畑6町5畝、宅地3反1畝の農作物に被害を受けた。 続きを読む
大正6年(1917)8月3日、台風が室戸岬に上陸し、北上して台風の中心が土成町を通過した。風速16.3mの西風の直撃を受けたため、神社の古木で倒伏するものが多く、作物の被害も甚大であった。 続きを読む
昭和9年(1934)9月21日、台風が室戸岬に上陸後に北東進した。徳島では最低気圧706.8ミリ、15m以上の暴風雨が12時間も続き、最大風速36.7mを記録した。強風のため民家の倒壊も多く、平地、山地を問わず大木の中折れ、倒伏するものが多く、土成村の田畑の損... 続きを読む
昭和13年(1938)9月5日、台風が牟岐から上陸して徳島の西を通り、北灘に抜けた。土成町も台風の中心に近かったため、雨量が多く、宮川内谷川は未曾有の大氾濫を起こして沿岸に脅威を与えた。 続きを読む
昭和20年(1945)9月17日、枕崎台風が九州に上陸し、瀬戸内海北部を北東進した。徳島県では16日遅くより降り始め、17日夜まで続き、県内一円に雨により相当大きな被害を被った。 続きを読む
昭和25年(1950)9月3日、ジェーン台風が徳島の東海岸から大阪地方に抜けた。台風通過の3日目に集中豪雨があり、北北西風速29.2mの風が吹いて、宮川内谷川、九頭宇谷川等の町内各河川は大洪水となり、このうち九頭宇谷川と熊谷川は決壊して沿岸に大損害を与えた。 続きを読む