18件のアーカイブスが見つかりました。
条件:高知県 田野町 高潮
昭和9年(1934)9月21日午前4時半頃、室戸台風は奈半利町加領郷付近に上がり、室戸岬測候所では風速66mで、世界的記録の大暴風であった。その時、満潮時だったので津浪が発生し、大きな被害が出た。 続きを読む
天保8年(1837)8月10日より大雨、11日大水出る。田野、浜田まで大浪が打ち込む。材木が残らず堀川へ打ち込み、あんこ堀より海へ流れ出る。(「世用日記」、「新井来助日記」による) 続きを読む
天明2年(1782)5月25日未刻(午後2時頃)より北風、大雨、大浪となった。夜八ツ(午前2時頃)まで町中に水入る。大洪水のため奈半利川の堤防が損害を受ける。5月中は雨が降り、6月も雨、7月も雨が降り続いた。盆の13日から15日まで晴れ、15日夜から雨となった... 続きを読む
天明2年(1782)5月4日午刻(正午頃)から夜八ツ(午前2時頃)まで大風雨、大浪、北風となり、町中に潮水が入り、芝町、前中、西町では床へも水が上がった。新町、浜田へも浪が打ち越した。中川原では大豆類、麦作に大きな被害が出て、芝前町、西町では茄子類が悉く枯れた... 続きを読む
安永8年(1779)8月24日~25日の大雨と大浪、26日の大浪により浜の拼(ほう)の木が散乱し、新町、浜田で波が越えた。人々は西福寺へ逃げ、東町辺りでは岡地に上がった。(「世用日記」による) 続きを読む
安永3年(1774)9月1日夜9ツ(午前4時)から大風が吹き出し、大浪が町中に打ち込み、東町、中芝、前芝の家は残らず打ち潰れ、衣類、器物は流出した。新町は波越え、松の下の家と住吉前から西の家は打ち潰され、町中は大騒動となった。船がくだけ、造りかけの船と大工道具... 続きを読む
安永3年(1774)9月1日夜9ッ時(12時頃)より風が吹き出し、2日明け方大浪が町中に入り、東町、中芝、前芝、松ノ下の家は残らず打ち潰された。芝町、寺町の南側の家2、3軒が倒壊し、町筋通りはなかった。新町では波が越えて、住吉前の西の家が打ち潰された。人々は町... 続きを読む