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条件:徳島県 海陽町(海部町) 風水害
明治25年(1892)7月25日午前10時頃、川上村大字平井の保瀬の右岸山上が大崩壊して海部川の水を堰き止めた。下流では、自然ダムの崩壊に備えて、女子や家財を安全な場所に待避させ、堤防に土俵や古畳を積み上げて補強し、鉄砲持ちに緊急合図用の空砲を持たせて見張りに... 続きを読む
明治23年(1890)、念願の奥浦大堤防が完成した秋、大雨が続き海部川が氾濫して、奥浦大堤防の対岸の川東・川西村で浸水家屋175戸、冠水田畑256町歩余の被害が出た。かねてから奥浦大堤防築造に反対していた川東村民は、県知事に撤去を要請した。県知事は撤去の議案を... 続きを読む
宝暦4年(1754)8月28日昼四ツ時、海部川の水位が川底から1丈8、9尺上昇し、姫、能山、大井、吉野、高園で人家が多数流失した。高園村では20人が浦で死亡し、吉野村からも3、4人が家に乗ったまま流された。村々の牛馬は多数流死した。(「木内家記録」による) 続きを読む