211件のアーカイブスが見つかりました。
条件:愛媛県 愛南町
昭和35年(1960)5月24日2時頃から、前日に起こったチリ地震による津波が日本各地に押し寄せた。波高は三陸沿岸で5~6m、そのほかで3~4mあり、北海道南岸、三陸沿岸、志摩半島付近で被害が大きく、沖縄でも被害が生じた。内海村の被害は、記録にない。 続きを読む
昭和35年(1960)5月24日、チリ地震による津波で、御荘港の最も深いところにある成碆海岸では既往の最高潮位を突破して3.9mを観測した。このため、潮は海岸堤防を溢流、あるいは退潮時に砂の吸い出しを受け、短時間に多回数の潮の打ち上げによって堤防が決壊した。 続きを読む
昭和35年(1960)5月22日にチリで発生した地震による津波が、24日午前6時半頃から御荘湾沿岸を襲った。10分ごとに高さ2mの津波が押し寄せ、真珠貝養殖筏が流された。同日午後6時20分頃の満潮時には、再び干満差およそ4mの大津波が約40分間にわたって襲来し... 続きを読む
昭和35年(1960)5月23日、M8.5のチリ南部沖の地震により、主に御荘町、津島町などで被害が出た。愛媛県の被害は床上浸水5戸、床下浸水168戸、水田の流失・埋没1ha、水田冠水31ha、畑冠水3ha、堤防決壊1箇所等に及んだ。 続きを読む
昭和35年(1960)5月、チリ地震による津波が押し寄せ、御荘湾でもわずかな時間に上下4mを超す潮位差で潮の出入りが繰り返された。平山、成川、赤水、高畑、中浦、菊川など湾内の真珠筏が流されたり、沈んだりして、養殖施設や真珠貝、手術貝などに1億4,000万円もの... 続きを読む