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条件:高知県 室戸市
明治15年(1882)1月13日、観音下の大工の若嫁が朝飯の支度のため、かまどに火を焚いたところ、木切れに燃え移り、折からの西の大風によって火は全町に燃え広がった。佐喜浜で残った家は数えるばかりであった。若嫁の名がお福さんであったため、この火事は「お福焼け」と... 続きを読む
安政元年(1854)11月4日、大地震と大津波があった。津波は川伝いに小山の上手、浪切不動の辺りまで寄せたという。当時を知る人が残した話では、中里・木の宮の大杉が大揺れして大地を叩くように見え、津波の引いた後にはその大杉の先に太刀魚が引っかかっていたという。 続きを読む
安政元年(1854)11月4日から5日にかけて大地震が起き、室津では約4尺隆起した。地震により、浮津の八王子宮の境内の石灯籠と狛犬が倒れ、鳥居も一本折れた。室戸岬では大潮が入り、人々は山の高地に逃れた。また、地盤隆起のため、津呂港が浅くなり、船の出入りが困難と... 続きを読む