123件のアーカイブスが見つかりました。
条件:高知県 土佐市
万延元年(1860)6月10日、竜巻。真覚寺日記には「五ツ(8時)頃より大風雨、樹木の動揺する声夥しく誠に恐ろし、四ツ(10時)頃萩の海にて竜水を取る。海面摺鉢の如くなり。横田の浜俄にくらく沙渦の如くに舞う。当寺本堂庫裏共縁側より敷居に沙来る。障子を明んとする... 続きを読む
万延元年(1860)7月11日、風雨。真覚寺日記には「陰天波別して高し、四ツ(10時)頃より雨降り出す。九ツ(12時)頃より風添う。八ツ(14時)頃法用に付新町へ行く。風雨甚し岩崎の山際へ波打掛け往来出来難し。帰りに又岩崎を通るに山へ上り神明の鳥居の前を東へ下... 続きを読む
文久元年(1861)2月26日~27日及び29日~30日、大雨。真覚寺日記には「26日夜大雨、27日大風雨添、夜に入ますます風雨暁に至てやむ、28日晴、29日九ツ半(13時)頃より雨夜大雨、30日雨八ツ(14時)頃雨止む、3月1日此間中の大雨に雁切川の新橋破れ... 続きを読む
文久2年(1862)5月1日、風雨。真覚寺日記には「1日大風雨、2日大風、昨日の雨に二淀川大水上下の渡場往来留、当浦の波濁り高し。和泉屋漁船下浦にて鰹節を積入れ帰るに昨日の風雨に逢い船破損積荷残らず海上に没し七八貫目の損という。其外4、5艘同時に破れたる有と」... 続きを読む
文久2年(1862)7月14日、風雨。真覚寺日記には「大風雨、八ツ半(15時)頃よりますます烈敷、当三年覚えぬ大時化日入頃本堂動行する風強く戸をたたき畳を吹上るよふに覚え、尻こそばゆき事なり、日暮て風少しづつ穏になる。夜半頃より雨止む」と記されている。 続きを読む
元治元年(1864)5月27日~28日、大雨。真覚寺日記には「27日夜に入り大雨となり暁に至りて大時化、暫時恐怖す。諸人風を追う。28日朝大風雨、五ツ(8時)頃風止む。本堂へ雨もり、筧を落し庭木を東西せしめ実に安からず。橋田の中傾く家多し。井尻辺の市艇一艘損し... 続きを読む