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条件:高知県 四万十市 風水害
昭和10年(1935)8月27日、台風に伴う集中豪雨により、後川右岸堤が切れて、中村町に洪水が流れた。警察は半鐘を鳴らして緊急避難を伝えた。町民は雨の中、古城山、一条神社、天神様、土生山へと避難し、2階にいる人たちは警察・消防団によって船で救助された。 続きを読む
昭和10年(1935)8月27日、台風による風雨が激しくなり、渡川と後川の水位は刻々上昇した。最高水位は渡川具同で12.07m、後川大用寺で10.31mに達した。中村町の洪水の中で最大であり、浸水というよりも沈没という言葉が当てはまる有様であった。中村町では、... 続きを読む
昭和10年(1935)8月26日、台風が九州南端に接近して、大川筋地域も暴風雨圏に入った。27日には朝から大暴風雨となり、増水したため、土地の低い所の家から順次荷上げが始まった。28日も雨は続き、増水が続いた。この洪水の水位は明治23年の洪水の時よりも約25c... 続きを読む
昭和9年(1934)9月21日、台風が奈半利町に上陸した。5時10「分に室戸で観測した最低気圧(海面)は684ミリで陸上の値としては空前のものであった。台風進路が東偏し、かつ速く通過したので、暴風雨時間が短く大被害が安芸郡に限定された。18日~20日の雨量は具... 続きを読む