160件のアーカイブスが見つかりました。
条件:高知県 南国市
嘉永7年(1854)11月5日申の刻、大震あり、時々微震は絶えざりしが、夕方に至り雨を催し、最早強震はせざるものと信じて避難者も帰村したるも、なお家には入らず、伊都多神社の境内または路傍等に小家掛けをなし老人小児を寝臥せしむ。 続きを読む
安政元年(1854)11月4日、5日、大地震と津波。「立田村誌」によると、4日では第二震の時の津波が高く、立田近くまで押し寄せてきたため、人々は山田方面に逃げたり、竹藪に畳や筵を敷いて過ごした。5日にも地震が起こったが、夕方になり人々が安心して避難して帰宅して... 続きを読む
嘉永7年(1854)11月4日辰の刻、強震あり、第一震による海嘯は当村東端切戸を打越し、三嶋村下島十八所神社前に至り西流して当村後口川を遡り、西は琴平山東麓に至り、南は今の神道の少し北まで波先至る。第二震の海嘯はますます高く切戸を押し切り、当村と下嶋の境西窪川... 続きを読む
安政元年(1854)11月4日、地震、津波が起こった。琴平神社拝殿前の玉垣には九基に分けて、地震、津波のことが刻まれている。なお、九基のうち三基は順番が入れ替わっているが、これは昭和21年の南海大地震で倒れ、立て直した時に入れ替わったのだろうと宮司が話してくれ... 続きを読む
安政元年(1854)11月4日辰の刻に強震があり、津波が起こり、第2震があった。第2震の時の津波は高く、立田近くまで寄せてきたという。立田村の人々は山田方面に向かって逃げたり、竹藪に畳や筵などを敷いて過ごしていたという。5日申刻にまた大揺れがあり、微震が続いた... 続きを読む