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条件:愛媛県 今治市(波方町)
明治17年(1884)8月25日、台風により風と高潮が被害をもたらした。当時の海南新聞は小部で100人余の死者が出たと報じているが、確証はない。しかし、白玉神社の石段が3段海水に浸かったことや、小部の人たちが峠を越えて樋口に逃げていったことは間違いないことであ... 続きを読む
昭和17年(1942)秋、台風のため高潮が来襲して、波止浜塩田の堤防が数箇所切れた。波止浜と波方の青年団にも復旧工事の応援が要請された。干潮の6時間という制約の中で、青年は土俵を運び、浜子は水中でその土俵を並べ重ねる。10月中旬の冷たいしぐれが降る中で、波方の... 続きを読む
昭和21年(1946)、南海地震が発生し、高知県、徳島県などの被害が大きかった。愛媛県では昭和2年3月の北丹後地震以来の大きな地震で、松山で震度4であった。このため、道後温泉の湯が止まったり、NHK松山放送局のラジオも一時放送不能となったが、波方町では驚いて家... 続きを読む
昭和42年(1967)7月9日、台風7号くずれの温帯低気圧が波方町に集中豪雨をもたらした。郷では3戸が山崩れの土砂に埋まり、2人が死亡した。森上では、排水路を修理中の老人が、濁流に100mも流されて重傷を負った。養老から森上にいたる山林では、農業構造改善事業に... 続きを読む