159件のアーカイブスが見つかりました。
条件:香川県 さぬき市(長尾町)
昭和6年(1931)2月9日午後2時頃から降り出した雪は、夜になって激しくなり、翌10日午前7時に止んだ。阿讃山岳部で30~47cm、平地で平均23cm、屋上で27cmとなり、被害は甚大であった。 続きを読む
大正元年(1912)9月20日から22日にかけて、連続40余時間の豪雨により、雨量は平地で300ミリ以上に達し、川・池の堤防は決壊し、濁流水が田畑、家屋に浸水した。長尾では石神池の「ゆてめ」が壊れて下の民家が流され、鴨部川が氾濫して、前山牛石で5戸、辛立・塚原... 続きを読む
明治40年(1907)2月10日から降り始めた雪は夜には猛吹雪となり、翌11日には長尾で積雪45cm、多和で1mにも達した。このため、紀元節の式に参加した者は少なく、長尾小学校では用意したまんじゅうを余分にくれたという。 続きを読む
明治32年(1899)8月28日、猛烈な台風が襲来し、多度津測候所では瞬間最大風速52mを記録した。造田地区では、建物の破壊・浸水173戸、年季荒れの田44ha、立毛損害190ha、鴨部川の堤防決壊・欠損646m、用水路の破損50箇所に及んだ。また、長尾地区で... 続きを読む
明治27年(1894)4月27日から9月10日までの135日間に、長尾では7月~8月の33ミリの降雨があっただけで、雨らしい雨はなかった。このため、用水が枯渇して飲料水にも不足し、各所に井戸が掘られたが追いつかず、土瓶で注水したが、収穫皆無の田が多く、百年来の... 続きを読む
明治19年(1886)9月10日午後4時頃から南東の強風が起こり、9時には風向が東方に転じて暴風雨となった。夜11時に最も激しく、翌11日午前2時に風速が急に減じて強雨のみとなったが、4時頃再び強風となり、5時頃止んだ。この暴風雨により、長尾では建物、水稲への... 続きを読む
慶応2年(1866)8月7日、8日、大風、洪水。8月1日より降り始め、7日より8日にかけて、大暴風雨、堤防各処で決壊。寅年の大水という。(「讃岐国大日記」、「高松藩記」等による) 続きを読む